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レモン彗星2025はいつ・どこで見れる?位置・方角・出現周期まで徹底解説!

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2025年10月、夜空に「レモン彗星(C/2025 A6)」という珍しい天体が近づいてきます。

ふだんは見えない彗星が、今回は地球にぐっと近づくことで、肉眼でも見えるかもしれないと話題になっています。

「どんな星?」「どこに見えるの?」「いつ見ればいいの?」

そんな疑問にこたえるために、この記事ではレモン彗星の見える時期や方角・空のどこに現れるか・そしてどれくらい珍しい現象なのかを、ご紹介していきます。

夜明け前の空を見上げるだけで、宇宙のふしぎに出会えるかもしれません。

流れ星や星座といっしょに、レモン彗星を探してみませんか?

この記事でわかること

  • レモン彗星(C/2025 A6)ってどんな彗星?
  • レモン彗星2025はいつ見える?
  • レモン彗星2025はどこで見れる?位置・方角は?
  • レモン彗星2025は何年に一度?
  • 観測のコツや準備しておきたい持ち物は?
目次

レモン彗星2025ってどんな彗星?

レモン彗星は、2025年に地球へ接近する長周期彗星です。

正式名称は「C/2025 A6(Lemmon)」。

2025年1月3日、アメリカ・アリゾナ州のレモン山天文台で発見されました。

軌道周期は約1,350年とされており、非常に珍しい天体です。

なぜ「レモン彗星」と呼ばれるのか

「レモン彗星」という名前、なんだかかわいらしくて、黄色い星を想像する人もいるかもしれません。

でも実は、果物のレモンとはまったく関係ありません

この彗星は、アメリカ・アリゾナ州にあるレモン山天文台(Mount Lemmon Observatory)で発見されたことから、「レモン彗星(Lemmon)」と名付けられました。

天文学の世界では、彗星の名前に発見者や発見地の名前をつけるのが一般的です。

名前の響きが親しみやすくて、子どもにも覚えやすいのがうれしいポイント。

私も最初に聞いたとき、「レモンみたいな色なのかな?」と子どもと一緒にワクワクしましたが、実際には色ではなく、発見された場所の名前が由来です。

ちなみに、過去にも「ハレー彗星」や「ネオワイズ彗星」など、発見者やプロジェクト名がそのまま使われた例があります。

こうした命名ルールがあることで、彗星の記録や観測履歴が整理しやすくなっているんですね。

今回の接近が注目される理由

レモン彗星は、2025年10月21日ごろに地球から約9,000万kmの距離まで近づくと予測されています。

これは天文学の世界ではかなり「近い」とされる距離で、明るさは4等級前後になる可能性があると報じられています。

4等級というのは、暗い場所であれば肉眼でも見えるかもしれないレベル

ただし、都会のように街の明かりが多い場所では見えにくいため、双眼鏡があるとよりはっきりと確認できます。

私も子どもと星空を眺めることがありますが、「あれが彗星だよ」と一緒に空を見上げる時間は、スマホやゲームでは味わえない特別な思い出になります

今回のように、彗星が比較的明るく、しかも日本からも見えるチャンスはめったにありません!

だからこそ、2025年のレモン彗星の接近は、天文ファンだけでなく、家族で星空を楽しみたい人にも注目されているのです。

空が暗く澄んでいる場所では、肉眼でも見える可能性があります。

ただし、彗星はぼんやりとした光のかたまりのように見えるため、双眼鏡があるとよりはっきりと確認できます。

7×5010×50の双眼鏡が推奨されています。

おすすめの双眼鏡はこちら↓↓

長時間の観測には三脚を使うと、手ブレがなく快適です。

また、お子さんと一緒に観測するなら、三脚で固定しておくと視野を共有しやすくなりますよ。

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レモン彗星2025はいつ見える?最接近日と観測期間

レモン彗星は、2025年10月21日ごろに地球に最も近づくと報告されています。

東京では午後6時ごろに西北西の空に見えるとされていますが、他の地域でも同じ時間帯に似た方角で見える可能性があります。

地域によって地平線の高さや見える星の位置が少し異なるため、星図アプリなどを使って事前に確認しておくのがおすすめです。

彗星の高度は地平線から約20度とされており、比較的低い位置に現れると予測されています。

目印としては、うしかい座の1等星「アークトゥルス」が挙げられています。

アークトゥルスは非常に明るく、星座の中でも見つけやすいため、彗星の位置を探す際の参考になります。

なお、彗星の明るさは予測が難しく、3等級程度まで明るくなるという見方がある一方で、6等級程度にとどまる可能性もあるとの報道もあります。

※ 彗星の「等級」は、星の明るさを表す単位です。

数字が小さいほど明るく、例えば1等級はとても明るい星で肉眼でもはっきり見えます。

3等級は暗い場所なら肉眼で見えるレベル、6等級になると双眼鏡が必要になることが多いです。

見頃はいつからいつまで?

レモン彗星2025の観測に適した期間は、10月中旬から11月上旬とされています。

特に10月18日〜25日ごろは地球に最も近づくタイミングで、彗星の明るさが増すと予測されており、観測のチャンスが広がります。

この時期、彗星は夜空の中を移動していて、りょうけん座・うしかい座・へび座・へびつかい座などの星座を通過すると報告されています。

星座を目印にすると、彗星の位置を見つけやすくなります。

星図アプリや星座早見盤を使えば、どの星座がどこにあるかがすぐにわかるので便利ですよ。

時間帯は?

観測に適した時間帯は、時期によって変わります

10月上旬〜中旬は、彗星が夜明け前の北東の空に現れるため、日の出の1〜2時間前が観測におすすめの時間です。

この時間帯は空が暗く、彗星の淡い光をとらえやすくなります。

10月下旬以降になると、彗星は夕方から宵の時間帯に西の空で見えるようになると予測されています。

日没後すぐは空がまだ明るいため、双眼鏡を使うと見つけやすくなります。

(※ 詳しい方角については、次のセクションで解説します。)

なお、彗星が見えるかどうかは、天気や空の暗さ、周囲の光(街灯など)によって大きく左右されます。

街の明かりが少ない場所や、空が広く見渡せる場所での観測が推奨されています。

また、星図アプリを使えば、彗星の位置や方角をリアルタイムで確認できるため、初めての方でも安心して観測に臨めるでしょう。

星図アプリを使えば、スマホを空にかざすだけで星座や彗星の位置が画面に表示されます。

位置情報と方位センサーを使って、今いる場所の空をリアルタイムで確認できるため、初心者でも簡単に目印となる星を探すことができますよ。

ここでは、レモン彗星の観測に役立つおすすめの星図アプリStellarium Mobile – スターマップをご紹介します。

Google Play(Android版)はこちら ▶ Stellarium Mobile – Google Play

App Store(iPhone・iPad版)はこちら ▶ Stellarium Mobile – App Store

レモン彗星2025はどこで見れる?位置・方角・おすすめ観測条件

レモン彗星2025が空のどこに現れるのか、どの方角を見ればいいのかを知っておくと、観測がぐっと楽になります。

星空を見上げる前に、位置や条件を確認しておくと、見つけやすさがまるで違います。

観測できる方角は「東の空」

レモン彗星は、時期によって見える方角が変わります。

10月上旬は北東の空10月下旬になると北西〜西の空が観測に適しているとされています。

星座でいうと、彗星はうしかい座やへびつかい座の近くを通過すると報告されています。

これらの星座には明るい星があるため、目印として活用できます。

星図アプリを使えば、今いる場所から見える星座の位置がすぐにわかるので、初めての観測でも安心です。

私自身も星図アプリを使って星を探したことがありますが、スマホを空にかざすだけで星座が表示されるのはとても便利でした!

都市部と郊外、どちらが見やすい?

彗星の光はとても淡いため、街の明かりが少ない郊外や山間部の方が見やすいです。

特に光害(こうがい)と呼ばれる人工の明かりが少ない場所では、星空全体がくっきりと見えるようになります。

私も以前、子どもと一緒に郊外の公園で星を見たことがありますが、街中とは比べものにならないほど星がはっきり見えました。

レモン彗星のような淡い天体を探すには、空が広くて暗い場所が本当におすすめです!

もし都市部で観測する場合は、建物の少ない高台や河川敷など、できるだけ空が開けた場所を選ぶと良いでしょう。

沖縄・北海道など地域別の観測条件

レモン彗星は日本全国で観測可能とされていますが、地域によって条件が少し異なります。

特に北緯48度以上の地域では「周極星(しゅうきょくせい)」となり、地平線の下に沈まず、長時間見えることがあります。

これは北海道などの高緯度地域で起こりやすく、北海道では観測条件が非常に良いとされています。

一方、沖縄など南の地域でも、空が澄んでいれば十分に観測可能です。

南国の夜空は湿度の影響を受けやすいですが、晴れた日には星が美しく見えることもあります。

地域ごとの空の特徴を知っておくと、より良い観測計画が立てられます。

天気予報や星空指数なども活用すると、当日のコンディションを把握しやすくなるでしょう。

レモン彗星は何年に一度?出現周期と次回予測

レモン彗星は、およそ1,000年以上の周期で地球に接近する非常に珍しい彗星です。

今回の2025年の接近は、人類が一生に一度見られるかどうかというレベルの貴重な機会とされています。

レモン彗星の軌道周期は、もともと約1,350年とされていましたが、2025年の接近時に木星の重力の影響を受けたことで、約1,154年に短縮されたとの報告もあります。

約200年も短くなったことになり、これは太陽系内の巨大な惑星が彗星の軌道に影響を与えるという、天文学的に非常に興味深い現象です。

宇宙のスケールの大きさと、ダイナミックな動きを感じさせてくれますね。

次回の接近はいつ?

次回の接近は、約1,000年以上先になると見込まれています。

つまり、今回の接近は人類の一生のうちで唯一の観測機会になる可能性が高いということです!

「見逃したら次は1000年後」と聞くと、なんだかロマンを感じますよね。

天体観測に興味がある人はもちろん、普段星を見ない人にも、ぜひ空を見上げてほしいタイミングです。

過去に話題になった彗星との比較

レモン彗星は、ハレー彗星(約76年周期)ネオワイズ彗星(2020年に話題)と比べても、はるかに長い周期を持つ彗星です。

ハレー彗星は何度か人生の中で見られる可能性がありますが、レモン彗星はそうはいきません。

今回のように明るく見える機会は非常に貴重で、天文ファンの間でも注目されています。

ネオワイズ彗星のときは、SNSでも多くの写真が投稿されていましたが、レモン彗星も条件が整えば、同じように話題になるかもしれません。

レモン彗星2025の観測のコツと注意点|双眼鏡は必要?服装は?

ここでは、レモン彗星2025を見逃さないための準備や、観測時の注意点をご紹介します。

肉眼で見える?双眼鏡の使い方

レモン彗星は、明るさによっては肉眼で見える可能性もありますが、双眼鏡があると格段に見つけやすくなります

特に6等級前後の明るさになると、肉眼では見えにくくなるため、双眼鏡の使用がおすすめです!

双眼鏡は倍率が7〜10倍程度(例:7×50や10×50)のものが扱いやすく、視野が広くて星を探しやすいでしょう。

彗星は動きが遅いため、星座を目印にしてゆっくり探すのがコツです。

三脚があると手ブレを防げて、より安定した観測ができますよ。

観測に適した服装と持ち物

秋の夜は思った以上に冷え込むことがあります。

防寒対策はしっかりとしておきましょう。

≪おすすめの服装≫

  • ダウンジャケットやフリースなどの防寒着
  • 手袋・ニット帽・ネックウォーマー
  • 地面に座る場合はレジャーシートや折りたたみ椅子

持ち物としては、以下があると便利です。

  • 双眼鏡(できれば三脚付き)
  • 星図アプリを入れたスマホ
  • 懐中電灯(赤色ライトだと目が暗さに慣れたまま使える)
  • 温かい飲み物や軽食

私も以前、秋の夜に星を見たとき風が強くて体感温度がぐっと下がり、帽子と手袋のありがたみを実感しました。

防寒は油断できません!

寒さや長時間の観測に備えて、事前に準備しておきたい防寒・快適グッズはこちら↓↓

天気・雲・光害への対策

彗星の観測は、天気や空の暗さに大きく左右されます。

雲が多いと見えませんし、街の明かりが強いと彗星の淡い光がかき消されてしまいます。

対策としては、

  • 観測前に天気予報や「星空指数」をチェック
  • 街灯の少ない郊外や高台を選ぶ
  • 月明かりが少ない日を狙う(新月前後がおすすめ)
  • 周囲の安全も確認しておく(足元や動物など)と安心して観測に集中できます
  • 目が暗さに慣れるまで、明るいライトの使用は控える(赤色ライトがおすすめ)

光害や天候の影響を避けるには、少し足を伸ばして郊外へ出かけるのもおすすめです。

静かな場所で夜空を見上げる時間は、彗星観測以上の特別な体験になるかもしれません。

まとめ

2025年10月、レモン彗星(C/2025 A6)が地球に接近します。

最接近は10月21日ごろで、観測のチャンスは10月中旬から11月中旬。

北東〜北西の空を中心に、暗い場所で双眼鏡を使えば見つけやすくなります。

約1,000年ぶりに訪れる彗星の接近は非常に珍しく、今回のような好条件での観測機会はめったにありません。

この機会に、季節の星空とともにレモン彗星を探してみてはいかがでしょうか。

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